ニコラス・ケイジ長男 母親への暴力事件での懲役刑は免れる 裁判官「精神障害を患っている」

 俳優ニコラス・ケイジの長男であるウェストン・ケイジが、母親への暴力事件を巡り2年間のメンタルヘルス転換プログラムの判決を下された。ニコラス・ケイジとクリスティーナ・フルトンを両親に持つウェストンが、昨年4月に自身のアパートの外で母親と友人を襲った件で、2日にロサンゼルス郡の裁判所に出廷した。

 ローリングストーン誌によると、裁判官は「ケイジ氏は精神障害を患っている。私は、それが起訴された犯罪を犯す上で大きな要因であったと確信している」「当時、彼が精神崩壊していたことは明らかだ」と述べたという。

 ウェストンの弁護士は、ウェストンが事件以来、入院と外来の両方で集中治療を受けており、事件当時は医者を変え、新しい薬を飲み始めたばかりだったと説明、現在は酒を断っており、「何年もこんなに良い気分になったことはなかった。心身ともに元気で、結婚を控えている」とした。

 今後2年間治療計画と医師の指示に従い、「トラブル」を起こさなければ、2027年4月に訴訟が却下される可能性があるという。

 しかし審問に出席したクリスティーナは、息子が投獄されるよりは治療プログラムを受けることを支持するとしたものの、「息子に命を奪われそうになったことから」強制入院を求めていた。

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