フレディ・マーキュリー妹 兄の遺品の数々をオークションで買い取る

 フレディ・マーキュリーの妹は、元恋人メアリー・オースティンがオークションに出品した兄の遺品の数々を300万ポンド(約5億7000万円)で買い取ったという。1991年に45歳で亡くなったクイーンのフロントマン、フレディは、ロンドンの自宅とその家財道具を含む財産の多くを、元恋人で長年の友人メアリーに遺贈した。メアリーは2023年にフレディの遺品をオークションで売却していた。

 ある情報筋はザ・サン紙にこう語っている。「カシミラ(・バルサラ)さんは、愛する兄の持ち物の多くが誰でも購入できる状態になっていることに怒りと悲しみを覚えました。そこで彼女は匿名で内覧会に向かい、どの品物を手に入れたいかを確認したのです」「カシミラさんはオンラインでオークションを見ながら、秘書にそれぞれの品物の入札額を伝えました。二人は多額の予算を準備していたため、それぞれの品物に予想価格をはるかに上回る金額を支払ったにもかかわらず、最終的な金額には非常に満足していました」

 同紙によると、カシミラさんが購入した品物の中には、クイーンの曲『輝ける日々』のミュージックビデオで愛猫家のフレディが着用していた、6匹の猫のポートレートがあしらわれたベスト(13万9700ポンド/約2600万円)ほか、ワーリッツァー・モデル850ジュークボックス(40万6400ポンド/約7700 万円)、クイーンの曲『キラー・クイーン』の歌詞草稿(27万9400ポンド/約5300万円)、ランプに改造されたドームの花瓶(2万2860ポンド/約430万円)、ナイキのスウェットシャツ(4万640ポンド/約770万円)などが含まれていたと言われている。

 オークションの収益は約4000万ポンド(約75億円)と推定され、メアリーは収益の一部をフレディを偲んで設立されたマーキュリー・フェニックス財団とエルトン・ジョン・エイズ財団に寄付していた。

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