クイーンのプロデューサーが死去

 クイーンのプロデューサーとして知られたロイ・トーマス・ベイカーが死去した。78歳だった。『ボヘミアン・ラプソディ』を収録した1975年の『オペラ座の夜』をはじめとするクイーンの5枚のアルバムを手掛けたベイカーが今月12日、アリゾナ州のレイクハバスシティで息を引き取ったことを広報が発表した。死因は明かされていない。

 今でも語り継がれる名曲『ボヘミアン・ラブソディ』だが、発表前はその独特なスタイルとおよそ6分という長さを懸念される声もあった。しかし、ベイカーは常にヒットを確信していたとして、ニューヨーク・タイムズ紙にこう話していた。「ヒットすると思ってた。ここまでとは思っていなかったけど。30年経っても語り継がれることになるとはね」

 『ボヘミアン・ラプソディ』は批評家による予測を覆し、全英シングルチャートで9週連続トップ、さらに1991年のフレディ・マーキュリーの死後にチャートに返り咲く大ヒット曲となった。

 ベイカーはそのほかにもカーズやモトリー・クルーのデビューアルバム『華麗なる激情』、デヴィッド・ボウイやザ・ローリング・ストーンズ、ザ・フー、ガンズ・アンド・ローゼズ、オジー・オズボーンなどを手掛けた。

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