ももクロ×デイリー五番勝負 決着戦は綱引き!ももクロは強かった!

デイリー軍団(後方)を倒し喜ぶ、ももいろクローバーZ(撮影・堀内翔)
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 結成10周年のももいろクローバーZと創刊70周年のデイリースポーツが火花を散らす対決企画「ももクロ×デイリー 炎の五番勝負」がフィナーレを迎えた。今年春に始まり、2勝2敗のタイでもつれ込んだ最終戦は、初の団体戦「綱引き」で雌雄を決した。ももクロ軍がマネジャー、川上アキラ氏の命で“秘密兵器”を投入すれば、デイリーは神戸本社から中村正直編集長が襲来。チームワークが鍵となる競技で、両軍の意地がぶつかった。

 ◇   ◇

 “関ヶ原”となったのは、台風12号が迫る埼玉・メットライフドームの外野だった。ももクロと後輩アイドル11組が一堂に会したライブ「夏S」のステージ裏に一本の綱が用意された。

 綱引きの数十分後にライブを控える、ももクロだが、登場した4人は「よろしくお願いしま~す!」と気合十分。ステージで後輩グループ・ロッカジャポニカがベストバウトを予感させるように新曲「最the高」を歌う中、ももクロ4人と山崎小弓運動部長率いるデイリー女性軍(平均年齢30歳)の綱引きがスタートした。

 ネット番組で私立恵比寿中学と綱引きを繰り返してきたももクロは、最後尾のあーりん(佐々木彩夏)が綱を体に巻き付ける本格的な陣形。対して、やや即席感の否めないデ軍は開始直後からズルズルと引きずられ、10秒ももたずにあっさりと完敗した。

 長かった「五番勝負」があっけなく終了…と思われた瞬間、1人の男が「デイリーの意地を見せましょう!」と叫んだ。早朝の新幹線で上京した中村編集長が、ももクロ4人VS編集長1人の変則マッチを提案した。

 筋トレが趣味の52歳は、全身に綱を巻き付け、果敢に挑んだ…まではよかったのだが、わずか数秒で吹っ飛び、でんぐり返しに。笑顔を浮かべた高城れにから「無謀だよ!」のツッコミが入った。

 見かねたももクロのマネジャー、川上氏がひと声あげ、「ももクロ4人+古屋智美マネジャー」VS「デイリー女性軍4人+編集長」の5対5マッチを“本当の最終決戦”とすることになった。

 デ軍にだけ男性が混じり、勝負は初めて接戦の様相となったが、ももクロは息のあったチームワークでじわじわと引きつける。デ軍は30秒以上粘ったものの、最後は絶えきれずラインアウト…。10周年を共に戦ってきたトップアイドルのあうんの呼吸とライブ仕込みの体力は、デイリーを寄せ付けなかった。

 綱引き3連戦をスイープし、五番勝負も通算3勝2敗でももクロに軍配。編集長が「70周年のデイリーにカツを入れてください!」と水を向けると、高城は綱引きと仕事を結びつけ「チームワークが大事」と指摘した。

 玉井詩織は「70歳のおじいちゃんだと思うと…若い気持ちを取り戻して」とエール。佐々木も「若い子も楽しめる記事をたくさん書いて下さい」と続けた。

 チームワークでネタを取り、若い読者も手に取りやすい紙面を-。想像以上?に周年らしいコメントが飛び出し、ラストは百田夏菜子が「ぜひ新聞界をひっぱっていってください。綱引きだけに!」とドヤ顔。編集長の「うまい!!」の声がドームに響き渡りるとともに、夢コラボ企画「五番勝負」は終幕した。

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