中谷潤人 西田凌佑との統一戦へ米国ロス合宿へ「より繊細な調整を」井上尚弥の試合には行かず「自分自身の試合を大切に」
ボクシングのWBC世界バンタム級王者、中谷潤人が20日、米国・ロサンゼルスへの合宿に出発する前に羽田空港で報道陣の取材に応じた。
期間は約1ヶ月の予定で、長年、教えを受けているルディ・エルナンデストレーナーのもとで6月8日に決まったIBF世界同級王者・西田凌佑との統一戦へ練習を積む。
念願だった統一戦とあって、「あっちでたくさんスパーリングをするので、より繊細な調整をしていきたい」と意気込みを語った。西田について「丁寧に戦われる選手なので、自分から崩れないことが大事になってくる」と語った。
老舗ボクシング誌の「ザ・リング」から、西田との統一戦に同誌認定のベルトがかかることも発表された。「すごいモチベーションになりますし。あとからついてくるものなので、ひとつの励みとして、全力で合宿を積んでいきたい」とモチベーションの一つとしていた。
また、ラスベガスで5月4日に行われる井上尚弥の次回防衛戦については、ロサンゼルスからラスベガスへの移動に時間がかかることも考慮し「自分自身の試合を大切にしたい。おそらく行かない(と思います)」と現地観戦はしない考えを示した。
