生地業界には「ガチャピン色」が存在した 「ムック色」も今秋誕生か

 フジテレビ系で放送されていた子ども向け番組「ひらけ!ポンキッキ」のメーンキャラクターで、国民的人気を誇るガチャピン。全身が黄緑色で「ステゴサウルスの男の子」という設定だが、アパレル業界では、ガチャピンの着ぐるみに使われている黄緑色を示す、その名もズバリ「ガチャピン」という色呼称が存在する。

 「ガチャピン色」の生地を販売しているのは、大阪市に本社を持つ「双日ファッション株式会社」。約1500品種、1万5000SKUの色、柄の生地を、BtoB形態で卸販売している会社で、「ガチャピン」生地は2014年に発売を開始した。同社はよろず~ニュースの取材に対し、「8品番C/#438の色に『ガチャピン』という色呼称をつけました」と回答した。

 ネーミングの理由について、同社担当者は「和やかな気持ちで、世の中が楽しくなるようなグリーンの色目を発表したい、その際にお客さまにイメージが沸くような呼称を考え、『ポンキッキシリーズ』のガチャピンが頭の中に現れて離れなくなり、『ガチャピン』と名付けて発表することにしました」と説明。フジテレビ側にも「ガチャピン」の生地販売については伝えており、名前の使用許諾も得ているという。

 ガチャピンといえば、「ポンキッキ」での“相方”であるムックの存在も忘れられない。黄緑色の「ガチャピン」に対し、赤の「ムック」は存在するのかと尋ねると、「『ムック』色は、今年秋ごろの発表に向けて商品企画中ですが、現時点で発表時期は未定です」との回答。秋にはガチャピン生地とムック生地の“そろい踏み”ファッションが、静かに流行するかもしれない。

(よろず~ニュース・福島 大輔)

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