生稲晃子第一声に安倍元首相が応援 蓮舫氏は余裕の「4日間選挙」 参院東京選挙区“女の戦い”も火花

 第26回参院選(7月10日投開票)が22日公示され、18日間の選挙戦がスタートした。東京選挙区(改選6)に自民党公認で出馬した元アイドルグループ「おニャン子クラブ」のメンバーでタレントの生稲晃子(54)は、有楽町駅前で第一声。2度の乳がんの闘病体験をふまえ「病気を抱えながらも働ける社会や、病気の治療と仕事の両立をもっと進めていきたい。自分の命をつないでもらった恩返しがしたいんです!」と必死に声を張り上げた。

 大激戦の東京選挙区。現職で公明党の竹谷とし子氏、立憲民主党の蓮舫氏に加え、ファーストの会の荒木千陽代表、日本維新の会の海老沢由紀氏らが出馬しており、“女の戦い”もし烈だ。

 安倍晋三元首相(67)が公示後最初の応援演説に駆けつけるなど、生稲の出陣をバックアップ。必勝態勢が敷かれた。安倍氏は「生稲さんは、頑張る姿を見せることで勇気を与えるという信念で手を挙げてくれた。過酷な選挙、皆さんの力で国会に送っていただきたい」と、多くの聴衆に訴えた。

 第一声後は、銀座を練り歩いた生稲。「新人なので18日間、長いか短いか想像がつきません。最後の最後まで笑顔で、元気に頑張ってまいります」と支持を求めた。数寄屋橋ではサイン攻めに。選挙カーで訪れた新橋駅前では、比例代表で立候補した元アイドルグループ・SPEEDのメンバーの今井絵理子氏の選挙カーとニアミス。「今井先生!今井先生!一緒に頑張りましょう!」と陣営が“アイドル共闘”を呼びかけたが、今井氏は不在でこの日は不発に終わった。

 生稲の出陣とほぼ同時刻に、表参道交差点で第一声を上げた蓮舫氏。取材陣から、安倍氏が生稲の応援演説に駆けつけたことを知らされても、過去2回の改選でいずれも100万票超えの全国トップ当選を果たした実績からか、「すごいですね!いや~それだけ本気なんでしょう」と余裕しゃくしゃく。自身は他候補の応援に引っ張りだこで、期間中に4日しか都内にいないという異例のスケジュール。“女王”の風格すら感じさせた。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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