女芸人「THE W」M-1伝説のアマチュアコンビ、変ホ長調が決勝初進出「ライバルは錦鯉」最年長V狙う

 日本テレビは22日、都内で会見を開き、女芸人No.1決定戦「THE W 2023」の決勝進出12組を発表した。7回目となる大舞台では過去最多863組が出場。決勝には6組が初進出とフレッシュな顔ぶれとなった。決勝は12月9日夜に同局で生放送され、優勝者は賞金1000万円、日テレ人気番組の出演権等を獲得する。

 2006年に漫才日本一決定戦「M-1グランプリ」において、現在もアマチュアで史上唯一となるファイナル進出を果たした変ホ長調が、今大会で初の決勝進出を果たした。

 司会の鬼越トマホークからM-1の偉業を振られた小田ひとみ(58)は「もう一回決勝に来られてうれしいです」と笑顔。「予選でネタ卸し(新ネタを披露すること)はいけないと、3年くらい前、たまたま出たライブで気付きました」と意気込みを口にした。相方の彼方さとみ(53)は東京、小田は大阪で会社員をしながら、主にリモートでネタ合わせを行うことでも知られている。

 同大会では、2019年の阿佐ケ谷姉妹を超え、ともに史上最年長での決勝進出。小田は「ライバルは錦鯉さんです。最年長で優勝されたので」と、2021年のM-1グランプリを優勝した錦鯉の長谷川雅紀(当時50歳)を意識した。

 決勝は12組が3ブロックに分かれ、ネタごとに審査され勝ち残りを決めるノックアウト方式で、各ブロック1位が最終決戦に進む。なお、ぼる塾とやす子は所用で会見を欠席した。漫才、コント、漫談などオールジャンルOKで女芸人の頂点を決める。

 決勝進出者と各ブロックは次の通り。

◆Aブロック(ネタ順で記載)…まいあんつ(初)、かるかぜに告ぐ(初)、スパイク(4年連続4度目)、やす子(初)

◆Bブロック(同)…ハイツ友の会(初)、紅しょうが(4年連続5度目)、変ホ長調(初)、梵天(初)

◆Cブロック(同)…ゆりやんレトリィバァ(3年ぶり4度目※第1回優勝者)、あぁ~しらき(5年ぶり2度目)、ぼる塾(3年ぶり2度目※4人体制では初)、エルフ(2年連続2度目)

(よろず~ニュース・山本 鋼平)

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