「ぶっちゃけ」「マジ」はもう古い?新入社員の指摘に「チョベリバ」気分 言葉の世代間ギャップが話題
言葉の世代間ギャップがSNS上で大きな注目を集めている。
きっかけになったのは
「『マジ』とか『ぶっちゃけ』と、職場で使ってたら、新入社員から『そういう言葉聞くと世代が違う人と仕事する社会人になったんだなって気がします』と言われ、落ち込んだ。」
と自身のエピソードを紹介した作家・上野庸平さん(@chinyubo)の投稿。
「マジ」とか「ぶっちゃけ」と、職場で使ってたら、新入社員から「そういう言葉聞くと世代が違う人と仕事する社会人になったんだなって気がします」と言われ、落ち込んだ。
- UENO Yohei(上野庸平) (@chinyubo) November 26, 2024
どうやら新入社員は「マジ卍」が流行った世代のひとつ下の世代のよう。「その日は超エムエムな気分になり、チョベリバって感じで仕事してました」と嘆く上野さんに、SNSユーザー達からは
「えっ…新入社員世代は何ていうんでしょうか…私も言っちゃいますよそれ🥲」
「大学生のバイトのやつらと一緒に仕事してますが、マジに関してはめちゃくちゃ使ってますよ!西日本と東日本の違いでもあるんですかね🤔」
「今の子『ウケる』もほとんど使わないと聞いて驚愕しました。」
「まあナウいからいいじゃないですか ビフテキでも食って元気出してください」
など数々の驚きの声が寄せられている。
上野さんにお話を聞いた。
ーー上野さんのお年は?
上野:今、40歳です。
ーー新入社員からのツッコミに対するご感想を。
上野:今となっては後輩のつっこみが「マジ」にかかっていたのか「ぶっちゃけ」にかかっていたのかわかりませんが、普段から「マジ」は古いよなとおもいつつ、自然と口から出てしまっている状態でした。この発言を聞いて、チョベリバ(超ベリーバッド)な気分になるとともに、ああやはり「マジ」は古いんだなという思いを新たにしました。俺は「写メ」という言葉を使わないからオッサンではないと思ってましたので落ち込みました。
ーー投稿の反響へのご感想を。
上野:投稿の非常な反響の中で、「マジはよく使いますよ」という大学生、高校生のリプライもありましたので、単に世代というより、地域性やその人が思春期を過ごしてきたコミュニティにも拠るのかなと思っているところです。また、「まじは江戸時代から使われている言葉」や「そういえば、”超”はもう完全に使われない」、「”ウケる”は若者には伝わらず、若者は”笑う”と言う」「若者はマジよりもガチを使う」など、新しい知識を副次的に多々得られたのはよかったです。
◇ ◇
反響からもわかるように言葉には地域差や属性による差も大きいので「マジ」「ぶっちゃけ」が一概に古いとは言い難い。現時点では「古いと感じる若者もいる」と理解するのがよろしいだろう。
(よろず~ニュース特約・中将タカノリ)