維新・吉村代表「岸和田市民に申し訳ない」岸和田市長選の公認候補擁立断念

 地域政党・大阪維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事、49)が18日、府庁での囲み会見で、岸和田市長選(30日告示、4月6日投開票)について、党として公認候補の擁立を断念し、自主投票としたことを明らかにした。

 吉村氏は「適任の方がいらっしゃったら公認候補を出したいと思って公募をいたしましたが、結果として適任な方がいらっしゃらなかったので、今回の市長選挙については、自主投票として、公認候補の擁立に至らないということになりました」と述べた。

 大阪維新の会は、この日同市長選に無所属で出馬することを表明した前市長の永野耕平氏(46)を、過去2回の選挙で公認していた。24年12月、永野氏の女性問題をめぐる問題で、離党勧告処分にし、提出されていた離党届を受理した。

 吉村氏は「この市長選は、本来必要ない選挙。こうなっていること自体、岸和田市民の皆さんに申し訳ないという思い。その上で、大阪維新の候補者を擁立したいという思いもありました。公募いたしましたけれども、適任という方がいらっしゃいませんでしたので、ここはちょっと仕方なく擁立は見送りということになりました」と、苦渋の選択だったことをにじませた。

 同市長選には永野氏のほか、無所属新人の佐野英利氏(45)が立候補を表明。政治団体・NHKから国民を守る党の立花孝志党首(57)が出馬する意向を示している。

(よろず~ニュース編集部)

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