1番人気は英検!資格検定取得の小中学生36% ITパスポートにSDGs検定も

 個別指導の学習塾「明光義塾」を全国展開する明光ネットワークジャパンが、小中学生の子どもを持つ全国の保護者880人を対象に、「資格・検定に関する意識調査」を実施した。小中学生の36.0%は既に資格・検定を取得しており、最も人気を集めたのは実用英語技能検定(英検)となった。

 資格や検定を取得する目的は、「自信をつけ、自己肯定感を高める(44.4%)」が最も多く、次いで「学業の成績向上につなげる(37.5%)」「知識やスキルの証明(37.3%)」が挙げられた。資格・検定を持たず受験予定もない(43.0%)を除くと、半数以上が取得に前向きだった。

 資格・検定受験に関して保護者が不安に感じたことは「子供の精神的な負担(31.3%)」がトップで、「不合格の可能性(30.8%)」「時間や労力の負担(28.6%)」と続いた。多くの保護者が子どもの精神的なストレスを懸念しているといえる。

 資格・検定を取得しようとしたきっかけは「本人の意欲や興味」と「習い事や塾の影響」がともに37.2%で最多。「受験対策のため(32.8%)」という回答も多かった。

 現在取得しているものでは、英検が59.3%と圧倒的に多く、日本漢字能力検定(漢検)が36.9%、実用数学技能検定(数検)13.2%の順。ITパスポート(9.1%)やSDGs検定(7.6%)を取得している子供もいた。

 資格や検定を取得することで、「自信がついた」「目標を持つようになった」と、多くの保護者が子供の学力向上だけでなく、自己肯定感や意欲を高めるきっかけになっていることを実感。子供の精神的負担を心配する一方で、今後も小中学生時代から資格・検定を活用する流れは続きそうだ。

(よろず~ニュース調査班)

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