どこのイオンモールか分かります?→1枚の写真から場所を特定するVTuber イオンモールとコラボも

6月1日から8月31日まで、イオンモールの果汁工房果琳とバーチャル諸国漫遊系VTuber・静馬レイさんの公式コラボ企画が開催されている。

個人勢と呼ばれる、いわゆる企業に属さない静馬レイさんがなぜイオンとコラボすることになったのか。それはイオンモール解説系VTuberと称されるほど、お見事すぎるとある特技がきっかけだ。

その特技とは、1枚の写真を見ただけでどこのイオンモールなのかを特定する能力のことだ。国内のイオンモールは現在、国内163店舗、国外39店舗の合計202店舗(2026/06/28時点)も存在する。煩悩の数より多いのに、そんなことが可能なのか。

イオンモール特定系Vtuber pic.twitter.com/3onTlwgUbq

- 静馬レイ@イオンモール系VTuber (@SizmaRei) January 14, 2026

ひとつの例として、YouTubeに投稿された「イオンモール特定系VTuber」という動画を紹介しよう。

ネット民から「こういう写真でもどこのイオンモールかわかりますか」と送られた1枚の写真。イオンモールだと言われれば確かにそうだが、普通の人はどこが特徴なのかすらわからない。しかし静馬レイさんにかかればこれが一瞬で特定されてしまうのだ。

特定したいなら、写真に映る店舗だけで充分なのだ。そこにある「Green Leaf cafe」。実は、もうこの店舗だけで、「イオンモール姫路大津」か「イオンモール草津」の2択に絞り込める。

その後、「Holly’s cafe」の店舗を見つければ、すぐさま「イオンモール草津」だと特定していた。たったふたつの店舗で絞り込めるのだ。そんなバカな。

挑戦状のようなファンアートのイラストを送られたこともある。このファンアートを作れるということは、ファンも特定する条件を理解していることの証左だ。理解度が高い。

イラストに散りばめられた要素から特定作業を開始する静馬レイさん。「タワーレコード」と「アニメイト」の看板があることから、「イオンレイクタウン mori」、「イオンモール大高」、「イオンモール橿原」、「イオンモール津田沼」の4つに絞り込んだ。タワーレコードだけで、そこまで絞れるのか。

そしてイオンモールウォーキングのコース表のメートル数に注目する静馬レイさん。そもそも、それ、コース表なのか。基本的に文字がなくても、どんどん絵解きしていくのがスゴい。イオンモールの解像度が高すぎる。

メートル数が660メートルという時点で、イオンモールウォーキングの距離がキロ超となる「イオンレイクタウン mori」、「イオンモール大高」、「イオンモール橿原」は除外され、消去法で「イオンモール津田沼」だと特定された。

ディ・モールト・ベネ、華麗な腕前で素晴らしい。はたして、この特殊能力を静馬レイさんは、どのようにして手に入れたのか。お話を聞いた。

ーーイオンモールを特定する技術が自分にあると気づいたのはいつ頃ですか。

静馬レイ: イオンモールに入っている店舗に興味を持って、全国にあるイオンモール全てのお店の情報を収集して、Excelにまとめてみました。「どのイオンモールにも入っているお店がある」、「有名だけど実はイオンモールに入っていることはレアなお店がある」といった、いろいろな情報がわかり、最初はそれを楽しみながら、その面白さをYouTubeで紹介していました。

そんな中で、視聴者の方が撮ったイオンモールの写真に映っている店舗の組み合わせから、「このお店とこのお店が入ってるなら、どこのイオンモールか確定できる」と気づいたのがきっかけでしたね。

そしてファンサービスの一環でイオンモールを特定する発信をするようになりました。

ーー日本中のイオンモールに詳しいのはなぜですか。巡ったことがあるのでしょうか。

静馬レイ: もともと、「身近にあるけどわざわざ注目しない日常にあるものを独自の切り口で取り上げること」に興味があり、WebメディアのデイリーポータルZを好んで見ていました。

そしてあるとき、イオンモールがすぐ近くにある環境で生まれ育ったこともあり「題材としてのイオンモール」に気づきました。「イオンモールが好き」がベースにあり、前述のようにExcelにまとめたところ、とても面白いことがわかりました。

「この面白さをみんなに発信したい」という気持や、「さらに詳しくなったら面白くなるんじゃないか」という気持ちもあり、どんどん詳しくなりました。

まだ全モールを巡ってはいないですが、動画活動の一環でさまざまなモールを訪れています。

ーーイオンモールとのコラボおめでとうございます。イオンモールとのコラボはひとつの目的達成なのでしょうか。

静馬レイ: 正直、活動1年ほどでとこんなに早くコラボが実現するとは思わなかったですが(笑)。

イオンモールさま、果汁工房果鈴琳さまにお声がけ頂いたことには非常に感謝していて、もともと「静馬レイの活動をきっかけにイオンモールって面白いと知って訪れる人が増えたら嬉しい」という気持ちは持っていたので「ファンがコラボ商品を買いに来るためにイオンモールに訪れる」というかたちで、目標は達成できたと思っています。

ーーイオンモールとコラボした今、次の目的や目標を教えてください。

静馬レイ:他にも活動目標はあります。静馬は子供の頃から大人になるまですぐそばにイオンモールがあった、いわゆる「イオンモールネイティブ世代」と呼称されることがあります。同じ環境の人は全国にいて、若い世代にとってイオンモールは「思い出が詰まった場所」になりつつあると、考えています。

そういった、同じくイオンモールと共に育ったといった声や思い出が静馬のもとにたくさん届いています。そういった声を発信して、イオンモールが「自分を作った場所」、「思い出がある場所」だという視点を多くの人に持ってもらいたい。そんな目標があります。 

ーー投稿の反響へのご感想をお聞かせください。

静馬レイ:想像以上に多くの反応を頂いており、キャンペーン開始後のイオンモールを訪れてコラボ商品と一緒の楽しそうな写真の投稿を沢山見させてもらいました。反応の多さから見ても、潜在的に多くの人に愛されていたんだなあということがわかったのがとても嬉しかったです。

ただこれ、静馬が愛されてるのか、イオンモールが愛されているのかはわかりませんが(笑) どちらでも喜ばしいことなのでよしです。

◆ ◆

静馬レイさんはYouTubeを中心に活動。「イオンモールに訪れたことがある人であれば誰でも楽しく見てもらえるチャンネルです! 日常がちょっと面白くなるので、ぜひチャンネル登録してもらえると嬉しいです」とのこと。イオンモール好きも、そこまででないヒトも、気になった方はチェックだ。

(よろず~ニュース特約・モトタキ)

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