【4月21日のあんぱん】第16話 師範学校合格を目指すのぶだが成績が振るわず、教える嵩も悪戦苦闘
【先週のあらすじ】
昭和10年、のぶ(今田美桜)は高等女学校5年生、嵩(北村匠海)は中学5年生に。のぶはあんぱんを受注したパン食い競争で1等になるが、女子ゆえ失格。千尋(中沢元紀)から賞品のラジオを譲り受けたのぶは、ラジオ体操を契機に教師になる夢を抱く。嵩は新聞に応募した漫画に入選。8年ぶりに柳井家に戻った登美子(松嶋菜々子)は、千尋の代わりに嵩が医者になると言い出す。
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自分がなりたい夢を見つけたのぶは、女子師範学校合格に向けて猛勉強をし始めるが、成績が思わしくなく頭を抱える。同じく嵩も、通知簿の評価が低く、千代子(戸田菜穂)にたしなめられる。しかし、のぶの母・羽多子(江口のりこ)からのぶに勉強を教えてほしいと頼み込まれた嵩は、断り切れず引き受けてしまう。ある晩、苦手な数学に悪戦苦闘する嵩が廊下に出ていくと、伯父・寛(竹野内豊)の書斎から話し声が聞こえてきて…。
朝ドラ112作目の「あんぱん」は今年放送100年を迎えたNHKが送る、愛と勇気の物語。「アンパンマン」の作者やなせたかしの妻・暢がモデルのヒロイン、のぶ役にオーディションで3365名の中から選ばれた今田美桜。後に夫となる嵩(たかし)役を北村匠海が演じる。脚本は、ドラマ「ハケンの品格」、朝ドラ「花子とアン」など多数の実績を持ち、生前のやなせたかしと交流のあった脚本家・中園ミホがフィクションとして描き出す。
