「ヴィクトリアマイル・Ｇ１」（１６日、東京）

　圧倒的な１番人気に支持されたグランアレグリアが完勝。Ｇ１・５勝目を挙げて、昨年の安田記念、マイルＣＳに続き、古馬マイルＧ１を完全制覇した。２着には１０番人気のランブリングアレー、３着は５番人気のマジックキャッスル。２番人気のレシステンシアは６着だった。

　レースはクリスティが逃げて、グランアレグリアは中団からじっくり追走。抜群の手応えで直線に入り、残り２００メートルで抜け出すと独走となり、後続に４馬身差をつけてゴールを駆け抜けた。

　ルメールは「スタートは速くないのでミドルポジションになったが、リズムが良かったし素晴らしい手応えだった。直線では自分からハミを取って、ギアを上げてくれた。きょうは違うレベルだった。またＧ１を勝てると思う」と笑顔で語った。