【競輪】高知記念は長島大介が制覇 最終2角で自力に転じて通算2回目のG3優勝

 「よさこい賞争覇戦・G3」(1日、高知)

 12Rで決勝が行われ、長島大介(32)=栃木・96期・S1=が、真杉匠(栃木)マークから最終2角で自力に転じ押し切って1着。17年7月、久留米以来となるG3通算2回目の優勝を果たした。長島を追った佐藤慎太郎(福島)が2着。関東4番手から伸びた志村太賀(山梨)が3着に入った。

 しゃく熱のバトルを制したのは長島だった。関東勢は真杉-長島-河村雅章(東京)-志村太賀(山梨)で結束。真杉が前受けから先行態勢に入ると、最終ホームで石原颯(香川)-山中貴雄(高知)が一気のカマシで出切った。真杉が一杯になると、長島は最終2角から自力にチェンジ。長島後位に割り込んだ佐藤の追撃を振り切りゴールを駆け抜けた。

 「微妙なタイミングでしたが、後ろに2人付いてくれているし出ました。佐藤さんには気づいてなかった」と必死で踏み抜いた。

 1・2次予選、そして準決は自力勝負で決勝切符をつかんだ。そして、最後は同県の後輩・真杉に前を託してのレース。シリーズを通して「理想の流れになりました」と喜びをかみ締めた。

 4年ぶり2回目のG3制覇で勢いに乗り、次走はG1・オールスター(10~15日・平)。「任された位置で頑張りたい」と全力を尽くす。

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