２３日（土）、２４日（日）の東京、阪神、新潟で２歳新馬戦が計９レース行われた。２４日は５レースが実施され、阪神５Ｒは　１９年のセレクトセールで５億７６０万円（税込み）で取引されたストロングタイタンの半弟リアド（牡、栗東・友道）が好位から抜け出し、２着に３馬身差をつけ快勝。見事１番人気に応えた。

２４日の新馬勝ち馬評価一覧

リアド（牡、父ディープインパクト、栗東・友道）

　日曜阪神５Ｒ・芝１８００ｍ、福永「この厩舎はスタートも、その後の走りに関しても上手につくってくれます。距離にもメドの立つ内容でした。まだまだフォームは改善していくでしょうし、伸びしろのある馬です」（レース評価Ａ、将来性★★★★★）

プレサージュリフト（牝、父ハービンジャー、美浦・岩戸）

　日曜東京５Ｒ・芝１６００ｍ、大野「ゲートの開閉にびっくりしたので、そこは慣れが必要です。ただ、レースは外からスムーズに運べたし、オン、オフの利いた走りをしてくれました。切れる脚を使えますね」（Ａ、★★★★）

スプリットザシー（牝、父ディープインパクト、栗東・西村）

　日曜阪神４Ｒ・芝１６００ｍ、川田「背中がとてもいい馬で、ディープ産駒らしい、いい馬ですが、性格が難しい。精神面の急激な成長がほしいですね」（Ｂ、★★★）

オメガブルーム（牡、父サトノアラジン、栗東・安田翔）

　日曜東京４Ｒ・ダート１６００ｍ、石川「優秀ですね。番手から正攻法の競馬で勝ち切ってくれました。まだ緩いところがあるので、使って良くなる感じもあります。素直が故に今後気が入り過ぎるのは心配ですが、そこらへんは厩舎がしっかり調整してくれると思います」（Ｃ、★★★）

アルファマム（牝、父マジェスティックウォリアー、栗東・佐々木）

　日曜新潟５Ｒ・ダート１２００ｍ、亀田「練習ではスタートは速かったですが、実戦はもうひとつでした。砂をかぶって嫌がっていましたし、内にモタれてまともに追えませんでしたが、それでも強い勝ち方をしてくれました。課題が修正されればもっとやれますよ」（Ｃ、★★★）

（評価は馬サブロースタッフによるＳ、Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄの５段階）