【アルテミスS】久々も目覚める!ミントの末脚 友道師「牝馬にしてはしっかりしている」
「アルテミスS・G3」(30日、東京)
鮮やかな大外一気で新潟の新馬戦を快勝したミントが、2カ月半の休養でさらにパワーアップ。東京のマイル重賞を目標に、着々と準備を進めてきた。
「牝馬にしてはしっかりしている」と友道師が話すように、あか抜けた好馬体&重厚感のある走りは父エピファネイア譲り。大種牡馬ノーザンテーストから続く母系は社台ファームの結晶とも言える華やかさがあり、クラシックを狙える下地は十分に整っている。
1週前は栗東DPで3頭併せ。大きく先行する僚馬2頭に届かなかったものの、6F76秒9-35秒6-11秒4と時計は文句なし。指揮官も「動きはいい。前進気勢もある」と内容に合格点を与える。
“粗削り”という言葉がピッタリの現状だが、初戦で見せた末脚の威力は重賞級だ。「新馬戦で長距離輸送と左回りを経験しているのは強み。道中うまく折り合えれば」。目指すは無傷の2連勝&重賞初制覇。スケールの大きい走りに注目だ。