高橋悠花 勝利重ねカラフルメットに 白黒の“異色タッチ”

 母の知り合いに手がけてもらったヘルメットでレースに行く高橋悠花
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 【第99回】高橋悠花(29)=岡山・115期=

 ピットで高橋のヘルメットを見た時は、なかなかのインパクトだった。各選手がいろいろなカラーを使いデザインしている中、彼女のものは白黒だ。それなのに描かれている絵は迫力十分。「母の友達で絵を描いている人がいて頼みました。前回は動物をカラフルに描いていて、今回も注文は背景をカラフルにして墨の筆で描いてもらう予定でした。ただ時間がなかったし、今回はモノクロの感じもしたので渋めでいきました。これはこれでいい感じですね」と当初とは違う仕上がりにも満足している。

 まるで水墨画のようなタッチだが「いつもは筆で、服や、かばんに描いているみたいですが、今回はヘルメットに“じか書き”で描いてくれました。ヘルメットは丸いので難しかったみたいですよ」と芸術的な感じは満載。

 デザインは「カタログなどを見てかわいいのを選んで持って行きました。作業は3日くらいです。前回もそうでしたが、なかなか剥げないし、しっかりとしています」とお気に入りのヘルメットを見ながら満面の笑みを浮かべていた。

 レースの方は「休みも多かったけど少しずつ慣れてきました。今年は1走1走に集中して結果を残したい。今のヘルメットも使用開始から半年くらい。見た目が塗り絵みたいなので、これから1勝するごとに色を入れていこうかな。ヘルメットの交換時期までには、すごいカラフルになるようにしてやろうと思ってます」。今後、レース場で会うたびに、どんなカラフルなヘルメットに染まっているのか楽しみだ。

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