市川瑚幸「クイーンズクライマックス出たい」
【第6回】市川瑚幸(20)=東京・137期=
25年11月の多摩川一般戦でデビューした市川が快く取材に応えてくれた。身長は148センチと小柄で、あどけない笑顔が印象的だ。「ボートレーサーは小学生くらいの頃に父に勧められました。今でも休日に中学校に行ってバスケを教えているくらい自分も体を動かすことが好きだったので、進路を決める時に目指してみようと思いました。ほかにやりたいことがなかったっていうのもあります。養成所は1回目は3次試験で落ちてしまったけど、2回目に合格をいただけました」
プロになるために必要なボートレーサー養成所の思い出を振り返ってもらった。「同期が大勢いて、最初はみんなライバル意識が高かったけど、最終的には同期の仲間がいたから頑張ってこれたと思います。絆ですね」。わずか1年ではあるが、入学から卒業までの狭き門を大切な仲間とともに乗り越え、無事にプロデビューを果たした。
すでにデビュー節を含めて8節を走っているが、いまだに4着1回が最高で、あとは5着が2回とほかは全て6着。まだまだ学ぶことは多く、「もっとスピードを持ってターンをしないと6コースからでは届かないなって痛感しています。あとはSの精度も高めたいですね。遅れたら何もないですから」と反省の表情。それでも、「少しでもいい着を取りたい。舟券に絡みたいです」と自分の舟券を買ってくれるお客さまを第一に考え、一歩一歩成長しようとする姿勢は大いに感じ取れた。
プロになった以上、目標はしっかりと見据えており、「将来はクイーンズクライマックスに出られるような選手になりたいです」とキッパリ。これからが楽しみな市川の走りにぜひ注目していただきたい。
