谷島咲希 コース不問で勝てるオールラウンダー目指す
【第10回】谷島咲希(20)=埼玉・138期=
父は現役オートレーサーの谷島俊行。谷島がボートレーサーになろうと思ったきっかけは「父の影響もあって、公営競技を知っていたので元々興味はありました。高校3年の春に進路で迷っていて、父に連れて行ってもらったのが24年戸田のSG・クラシック。遠藤エミ選手(滋賀)がまくって1着になったレースを水面間近で見て『かっこいい!』と思い、ボートレーサーを目指そうと思いました」と、女子レーサー遠藤の走りが彼女の心を動かした。「父はオートレーサーには反対でしたが、ボートレーサーには賛成してくれた」と、父の後押しもあってボートレーサーの道に迷いなく進むことになった。
「試験は一発で合格できました。養成所は厳しかったですね、体力もついていくのに精いっぱいだったけど、練習でボートに乗っている時間はとても楽しかった。1年間同期が成長していく姿を見ているのも楽しかったですね」と苦しいながらも養成所生活は実りのある一年となった。
今年5月のデビュー節では、見せ場は少なかったが、7月のとこなめでは、2周2Mまで先頭を走り、最後は抜かれはしたものの2着に残って、3連単12万7190円の高額配当を演出。「1Mを抜けて一時は先頭を走っていたのに、2周2Mで抜かれてしまって…。あと少しだったのに」とデビュー期での水神祭を逃したことを悔しがっていた。
目標にするレーサーは今のところはいないが、「インでは逃げて、まくり、まくり差しがきっちりできて、どのコースからでも勝ちにいけるオールラウンダーな選手になりたいですね」と目指す選手像を話してくれた。ファンに向けては「早く成長して舟券に絡めるように頑張りますので応援してください」と笑顔で今後の活躍を誓った。
