【競輪】ネット番組が花盛り 童顔グラドル社長のツジ・ルイスは的中率約50%と好調

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 最近、年齢を感じることが多くなった。髪が薄くなったとか、ヒザが悪くなったとかではない。「お笑いが好き」という30代以下の人と話が合わなくなったのだ。仕事中でも「しょうじ」という名の選手を見つけると「敏江・玲児」と言ったり、「伴」という姓なら「大吾」、「谷」は「しげる」、木村は「進」、「原」は「哲男」、「岡」は「八郎(八朗)」、「桑原」は「和男」など…。故人を含めて昭和世代に活躍した芸人を口にするので、第7世代好きのお笑いマニアには通用しないのだ。悲しいが、今30代の方々も、20年ほど経過したら、こんな目に遭うので注意してください。

 前置きはここまでにして、最近の競輪界ではネット配信の番組が花盛り。CSなどの放送ではスーツ姿に解説者が、キャスターと掛け合いながら、車券推理を展開していくが、ネット配信はかなり緩い。さほど競輪に関する知識がない芸人、タレント、グラドルらが、ファンと交流しながら予想していく(一部番組では競輪解説者、キャスターが出演)。これがそこそこウケて、業界内外での認知度がかなり上がってきている。

 今回、記者が気になったのは「童顔グラドル社長」との異名を持つツジ・ルイス。本紙のコラムでも知られる競輪キャスターの工藤わことネット配信番組で共演し、そこそこ的中していたので、彼女を通してリモート取材を敢行した。

 ツジは昨年に実施されたミスコンテストの審査期間中に競輪と出会った。「初めて行ったのは川崎です。最初から楽しかったですね」。ギャンブルを積極的にやるタイプではなかったが、スピード感と人情味あふれる競輪に、いきなりハマってしまった。

 車券購入はネット投票がほとんど。「回収率96%、的中率46%なんです」と胸を張る。今はボートレース、オートレースなどにも手を出すなど、公営競技グラドルとしても幅広く活動している。

 ツジは肩書が実に多い。グラビアアイドルだけでなく、第2種電気工事士という国家資格も持っている。「誰もが知っている有名テーマパークのプロジェクションマッピングも手掛けました」と明かす。今年1月にはデザイン制作会社を立ち上げ、クリエイターとして活動する傍ら、イベントなども手掛けている。

 そんなツジが世間に顔を知らしめたのが「月曜から夜ふかし」(日本テレビ系)。4月に街頭インタビューを受け、以前に同番組の電飾を担当していたことを明かしたのだ。そのときにグラビアアイドルとして活動していることも語ると、撮影会などにツジ目当てで来る人が急増。「反響がすごかったですね」と本人も目を丸くして語った。

 最後にイチ押し選手を尋ねると「町田太我選手(広島)です。すごいパワーですよね。性格もいいと聞きましたし、これからは競輪界を引っ張る選手になると思います」と将来性のある選手を挙げた。

 ツジは3月にイメージDVD「抱きしめたい」をリリース。「7月24日にソフマップAKIBA パソコン・デジタル館(東京都千代田区)でDVD発売イベントをやります。みなさん来てくださいね。あと、活動はツイッターなどのSNSで告知しますので、フォローしてください」と告知で締めた。今後は彼女が水着で車券推理するところを見てみたいものだ。(関西競輪、ボート担当・森田新吾)

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