【ヴィクトリアM馬体診断】レシステンシア

 「ヴィクトリアM・G1」(16日・東京)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【レシステンシア A】馬体がすっきりとした印象だった前走の高松宮記念(2着)だが、中間の短期放牧の効果で馬体がふっくらとしている。それでも太め感はまったくないし、トモの大腿二頭様筋(だいたいにとうようきん)と半腱半膜様筋(はんけんはんまくようきん)がボリュームアップしたように感じられる。加えて前腕と下腿(かたい)にくっきりと血管が浮き出ている。これは前走時には見られなかったもので、気温が上昇するとともに皮膚が薄くなってきたのにも好感が持てる。

 この馬のベストは1400メートルだと思っているが、マイル仕様に仕上げられてきた印象。この状態でどのような競馬をするかは楽しみでもある。(馬サブロー栗東・竹原伸介)

 〈1週前追い切り診断〉武豊を背に栗東坂路で4F54秒4-39秒5-12秒0(馬なり)。気負うことなくスイスイと駆け上がり、ゴール前の伸び脚も上々。仕上がりの良さが目を引く。

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