【ダービー馬体診断】シャフリヤール

 「ダービー・G1」(30日・東京)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をS~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【シャフリヤール A】昨年10月の京都でデビュー。そこからはゆったりとしたローテでクラシックを目指し、2度の格上挑戦でダービーの切符をモノにした。450キロ前後のディープインパクト産駒。これまで3戦は2キロの変動しかないが、共同通信杯(3着)あたりに比べると明らかに馬体のフォルムは変化している。

 以前はマイラー色が濃かったが、研ぎ澄まされて体脂肪の少ない今のシルエットなら、距離の融通は利きそうだ。つなぎは短めで回転も早め。東京の長い直線で一瞬の決め脚が生きるような立ち回りができれば、好勝負に持ち込めそうだ。(馬サブロー栗東・吉田順一)

 〈1週前追い切り診断〉福永を背に栗東CWで6F83秒5-37秒9-11秒6(強め)。直線で気合をつけると、先行するサトノシリウス(6歳2勝クラス)を一気に突き放す圧巻デモを披露した。前走をレコードで走った反動もなく、中間は柔らかみのある走りを連発。この2カ月で心身ともに大きく成長している。

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