【宝塚記念馬体診断】ユニコーンライオン

 「宝塚記念・G1」(27日・阪神)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【ユニコーンライオン B】前走の鳴尾記念では馬場や展開の助けがあったとはいえ、並み居る強豪馬を撃破して重賞初制覇。2走前の3勝クラスに続いて連勝中の上がり馬だ。8カ月半ぶりだった3走前の復帰戦から中1週、中2週、中2週とローテーションは詰まっているが、馬体に疲れは感じられない。

 毛ヅヤは前走時と同じくピカピカで、下腿(かたい)の血管もくっきりと見えており、好状態をキープしている。520キロを優に超える大型馬で、特に肩の鎖骨上腕筋筋(さこつじょうわんきん)や上腕三頭筋(じょうわんさんとうきん)が発達しており、馬体から受ける印象は迫力十分だ。体高と体長のバランスから中距離がベストで、2200メートルは守備範囲だ。(馬サブロー栗東・竹原伸介)

 〈1週前追い切り診断〉栗東坂路で4F53秒5-38秒5-12秒9(馬なり)。軽快なフットワークで駆け上がった。連戦の疲労は見られず、調子は維持している様子だ。

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