【松山競輪】初日A級特選は藤井侑吾が快勝 今期の準決はオール1着 さて今回は?
「桃太郎杯争奪戦・F1」(5日、松山)
中部の注目株・藤井侑吾(26)=愛知・115期・A1=が圧倒的な強さを見せた。初日特選5Rは最終ホーム6番手から一気にまくって快勝。番手の中井護(滋賀)とワンツーを決めた。
「もう少し早めのタイミングで行ければ。でもバンクは軽いし、松山は走りやすいですね」と笑みがこぼれた。
今年に入って優勝5回。直近4カ月は24走して1着17回、2着3回、3着1回。勝率70・8%という快進撃を続けている。
中学、高校時代はテニスに熱中。その後、進学した中部大では臨床検査技師の資格取得を目指し、日々勉学に励んでいた。3年生の頃から趣味でロードバイクを始めて、競輪にも興味を持つようになった。そして夢の方向はガラリと変わり、競輪界で勝負する道を選択した。
7月からはS級での戦いが控える。今は目の前の一戦一戦で力を出し切ることに集中する。今期の準決はオール1着。ここも豪快に攻め抜く。