【松山競輪】吉堂将規が果敢な突っ張り先行で決勝進出 初日の反省生かして準決突破

 「桃太郎杯争奪戦・F1」(6日、松山)

 吉堂将規(22)=奈良・115期・A2=が準決4Rで、さっそうと風を切った。

 レースは2分戦。四国勢は宗崎世連(高知)-岡田啓渡(愛媛)-木村浩宣(香川)と自力選手が3人並ぶ布陣。強力な相手に対して、吉堂は前受けからのレースになった。赤板で宗崎が上昇するが、吉堂は突っ張って先行態勢に入った。

 最終バックでは宗崎が巻き返すが、吉堂マークの中井護(滋賀)がブロック。絶好のアシストを受けて全開駆け。最後は中井にかわされたが、2着で決勝進出だ。

 初日4Rは打鐘4角からのカマシで主導権を奪ったが、押し切れずに3着。「初日の感触で引いてからのカマシよりは、突っ張った方がいいと思っていました」。力任せに駆けるのではなく、冷静に現状の脚を考えての組み立てで準決突破。決勝は同型の藤井侑吾(愛知)、倉田紘希(三重)、八谷誠賢(福岡)とのバトルを制する。

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