【東京湾C】ギガキングが5馬身差で圧勝 和田譲「ダービーが楽しみです」

直線で一気に抜け出したギガキング(右)=撮影・持木克友
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 「東京湾カップ・S2」(4日、船橋)

 開催2日目の11Rで行われ、1番人気のギガキングが直線で一気に抜け出し、南関東に移籍して最初の重賞制覇を果たした。2着は2番人気のギャルダル、3着には5番人気のワールドリングが入った。1、2着馬は「第67回東京ダービー・S1」(6月9日、大井)の優先出走権を獲得した。

 ギガキングが移籍後の重賞初勝利を決めて、東京ダービーへの道を開いた。手綱を取った和田譲は「ホッとしています。5馬身差での勝利に、ダービーが楽しみです。直線で遊ぶところがあるけど、一生懸命頑張ってくれた」とパートナーをねぎらった。

 ギガキングは道中、好位をスムーズに追走。3角からはギャルダルと共にスパートして一騎打ちの展開に。残り1Fで、ギガキングがまだ温存していた末脚を繰り出すと、相手を一気に突き放して圧勝した。

 ホッカイドウ競馬から転入して、4戦目で結果を出した。管理する稲益貴師も「中1週だったので、馬の状態を見ながら、こんなに走るとは思わなかった」とうれしい誤算に驚く。確かな手応えを得て、次走のダービー制覇へ意気込みを新たにした。

 ギャルダル(2着)「流れにも乗れて理想の競馬ができたが、まだ馬が緩いし、力負け」(御神本訓)

 ワールドリング(3着)「もう少し流れてくれれば。でも、それなりに反応しているし、上出来でしょう」(今野忠)

 サヨノグローリー(4着)「間隔を開けて馬が良くなっていた。急がせるより、あのくらいの位置からの競馬がいい」(町田直)

 アムールチョコラ(5着)「初めて差す競馬をさせたが、うまく対応していた。使うたびに良くなっている」(真島大)

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