【かしわ記念】カジノフォンテンが交流G1を連勝 張田昂「ダート界のNo.1を目指して」

 交流G1を連勝した地元のカジノフォンテン(右)=撮影・持木克友
JRA勢をねじ伏せたカジノフォンテン(右)=船橋競馬場(撮影・持木克友)
 かしわ記念を制したカジノフォンテンと関係者=船橋競馬場(撮影・持木克友)
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 「かしわ記念・Jpn1」(5日、船橋)

 開催4日目の11Rで行われ、2番人気のカジノフォンテンが好位から直線で抜け出し、JRA勢をねじ伏せて1月の川崎記念に続いて交流G1を連勝した。2着は6番人気のソリストサンダー、3着には4番人気のインティが入った。また、カジノフォンテンは「帝王賞・Jpn1」(6月30日、大井)の優先出走権を獲得した。

 カジノフォンテンが快挙を成し遂げて、地方馬最強を証明した。川崎記念は逃げ切り。今回はハナを切った同じ南関東のサルサディオーネを追走して抜け出す。2戦続けてJRA勢を完封した。

 コンビを組んで13戦目の張田昂は「マイルの距離で、中央馬とか地方馬とかではなく、ダート界のナンバーワンを目指して頑張りたい」と有言実行。「馬にかける言葉はありがとうしかない。これからも、この馬と上を目指していく」と相棒に全幅の信頼を寄せる。

 地方馬による優勝は、2011年のフリオーソ以来で10年ぶり。山下貴師は「次は帝王賞で強い馬と対決したい。今年は負けなしが目標。カジノフォンテンが一番強いことが証明できて大変うれしい」と喜びをかみしめた。

 ソリストサンダー(2着)「向正面で内と外から挟まれたけど、我慢してくれた。馬はいい感じで成長していたが、この差だけに悔しい」(戸崎)

 インティ(3着)「スタートは僕のミスで出遅れたけど、抑えて折り合いがついたのは初めて。それが収穫だった」(武豊)

 ワイドファラオ(4着)「スタートでつまずいたが、内に入れたら手応えは戻った。追ってふがいない競馬が続いていたけど、今日は踏ん張っていた」(福永)

 カフェファラオ(5着)「砂が深くて、スタートからあまり進んで行かなかった。きついコーナーも合わず、3コーナー手前で忙しくなった」(ルメール)

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