【川崎スパーキングSP】カプリフレイバーが初代王者 真島大「もっと大きいところを狙える」

 直線で一気に抜け出すカプリフレイバー(右から2頭目)=撮影・持木克友
 川崎スパーキングスプリントを制したカプリフレイバーと関係者(撮影・持木克友)
 完勝で初代王者に輝いたカプリフレイバー=撮影・持木克友
3枚

 「川崎スパーキングスプリント・S3」(15日、川崎)

 開催2日目の11Rで行われ、1番人気のカプリフレイバーが道中2番手から直線抜け出し、新設重賞の初代王者に輝いた。逃げた3番人気のダンディーヴォーグが2着に粘り、先行した2番人気のポッドギルが3着に入った。なお、1、2着馬は「第11回習志野きらっとスプリント・S1」(7月21日、船橋)の優先出走権を獲得した。

 2020年6月の優駿スプリント以来となる勝ち星。休み明け、初コースでも問題なかった。3番手の好位から進出すると、最後の直線では一瞬で先頭に立って押し切った。短距離への高い適性を改めて証明した。

 昨年4月以来のコンビを組んだ真島大は「体がしっかりした印象。900メートルは忙しいイメージだったが、器用にこなした」と成長を実感。「これからの馬と思う。もっと、もっと大きいところを狙える」と鞍上は期待を込める。

 稲益貴師は「千二までの馬だと思っている」と、習志野きらっとスプリントへの参戦を宣言。復活した短距離王が、古馬でも頂点を狙う。

 ダンディーヴォーグ(2着)「スタート良くハナに立って、これ以上ないレースができたが、完全に力の差。よく2着に踏ん張った」(町田直)

 ポッドギル(3着)「スタートはうまく出たが、道中の位置取りが思うようにいかず、4角では外に振られた。それでも、勝った馬は強い」(矢野貴)

 フランシスコダイゴ(4着)「休み明けの割にはよく走ったし、次に船橋のきらっとに出られれば面白い」(左海誠)

 カレイドスコープ(5着)「斤量が軽かったけど、格上馬相手に一生懸命走ってくれました」(藤本現)

編集者のオススメ記事

注目レースプレイバック最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス