【地方競馬】園田の姫山菊花賞は人気のジンギが差し切りV 7つ目の重賞タイトルを獲得

 「姫山菊花賞」(30日、園田)

 単勝1・4倍と圧倒的な1番人気に支持されたジンギが2番手から直線外へ持ち出すと鋭く伸びて差し切り勝ち。昨年2着の雪辱を果たし、7つ目の重賞タイトルを獲得した。3番手追走から伸びた4番人気のエイシンニシパが2着に入り、3着は2番人気のスウィングビートが逃げ粘った。

 ジンギが直線力強く伸びて兵庫の王者たる貫禄を改めて示した。

 園田初見参の笹川翼を背にスウィングビートが積極的に主導権を握ると、2番手ジンギ、3番手エイシンニシパの順で隊列ができレースは流れた。向正面半ばからペースが上がるとややジンギは置かれ気味となったが、4角外へ持ち出すとそこから格の違いを見せつける鋭脚が繰り出され、直線半ばで差し切った。

 「勝負どころで怪しくなって正直今日は負けたかなと思ったが、最後は力で勝ってくれました」と田中学はレースを振り返って苦笑いしつつも、改めて相棒の強さに敬意を表した。

 勝利を見届けた橋本明師は「次は園田金盃(12月2日)へ。まだまだ良くなる手応えがあるから今後も大事に育てていきます」と抱負を語る。

 今後も兵庫の王者は進化を続け、重賞タイトルを積み重ねていくことだろう。

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