【12日 園田11R 摂津盃】シェダルが重賞初制覇を決める
3歳以上による8月唯一の重賞は1700メートル戦で争われる。
シェダルがここに狙いを定めて参戦する。2走前の重賞・兵庫大賞典では、ジンギに首差で2着に敗れたが、兵庫最強レベルの力は証明。前走のA1・A2混合は、上がり3F36秒5の驚異的な時計で完勝した。「強い相手がいないうちに勝っておきたい」と長南和師。ジンギ不在の一戦なら重賞初制覇は確実だ。
対抗するのはタガノウィリアム。JRAの2勝クラスから転入して連勝中。いずれも馬なりで逃げて、2走前が7馬身差、前走は8馬身差で圧勝した。「中2週なので、馬が仕上がっている感じがある」と新子雅師。すんなり逃げれば、波乱を起こせる力はある。