「ＰＯＧ２歳馬特選情報」（２６日）

　〈栗東〉母に米重賞馬ダストアンドダイヤモンズを持つドウデュース（牡、父ハーツクライ、友道）は９月５日の小倉５Ｒ（芝１８００メートル）でデビュー予定。「併せた馬には負けたことがないし、能力を感じる」と友道師。

　２１日の札幌で新馬戦Ｖのウォーターナビレラ（牝、武幸）、同日の小倉で新馬戦を制したアキバ（牝、田中克）、２２日の小倉で未勝利戦勝ちのサウンドクレア（牝、安達）は放牧へ。

　〈美浦〉今年の皐月賞馬エフフォーリアの半弟ヴァンガーズハート（牡、父ハービンジャー、鹿戸）は、来週デビューを目指していたが、態勢が整わず見送ることになった。いったん放牧に出され、秋の東京以降のデビューに向けて再調整される。

　７月の函館未勝利戦を逃げ切ったアウトパフォーム（牡、栗田）は、大野との新コンビでカンナＳ（９月２５日・中山、芝１２００メートル）へ。重賞４勝のアイムユアーズを母に持つオールユアーズ（牝、父ドゥラメンテ、手塚）は２６日に入厩し、次開催の中山後半デビューを目指す。

　〈札幌〉サイバーエージェント社長の藤田晋氏の所有馬で、千葉サラブレッドセール史上最高額の４億７０１０万円（税抜き）で落札されたドーブネ（牡、父ディープインパクト、栗東・武幸）が、札幌芝で併せ馬を行い１馬身先着した。２週連続で騎乗した武豊は「先週より乗りやすかった。難しいところはあるけど、素質はある」と高く評価。初陣は９月４日の札幌５Ｒ新馬戦（芝１５００メートル）か、メンバー次第では同日の札幌１Ｒ未勝利戦（芝１２００メートル）の可能性もある。