栗東・井上です。ところで、オカルト馬券って買いますか？いわゆる“こじつけ”です。ワタクシですか？予想で飯を食べているプロですからね。オカルト的な要素を予想に反映することは断じてありません。ただし、買いません！とは言えません。たまにですが、遊び心を加えた…なんていう馬券の買い方をします。

　「そんなのくだらない」。「当たるはずがない」。そう思ったアナタ、これ以上は読まないでおきましょう。ただ、“乗っておけば良かった”と後悔するのもオカルト馬券。何しろ、根拠なんてないんですから。

　先週日曜（９日）の中京６Ｒ。現地で取材していた時のことです。勝った国分優Ｊが「これで今日の騎乗は終わり。先週（２日）も最後の騎乗で勝ったんですよ」とポツリ。確かに、２日の阪神１２Ｒをスズカフェスタ（１１番人気）で勝ちました。ん？８日もその日最後の騎乗だった１０Ｒで３着（サヴァイヴ）と馬券に絡んでるんです。

　今週はどうでしょう。国分優Ｊは、土曜が中京１０Ｒツブラナヒトミ、日曜は中京１２Ｒマイネルアムニスがその日の締め。どちらも人気薄です。馬券に絡めば、“ほらね”“だから言ったでしょ”です。

　もうひとつオカルト馬券を。実は１年間待ち続けているレースがあります。日曜の東京１２Ｒ。ＢＳイレブン賞です。このレースが開設されたのは１３年からですが、１５年以降、ある馬番が②【１】③②⑥②着とかなりの高確率で馬券に絡んでいるんですよ。

　勘のいい人なら分かりますね。⑪番です。イレブンといえば、⑪番だろう、と予想の本命馬に⑪番を絡めること８年。相次ぐ◎の撃沈によって、馬券を仕留めたのは１８年の◎ワンダーリーデル－⑪ビックリシタナモーだけですが、馬連は４９２０円の好配当でした。昨年の⑪番なんて７番人気ですからね。遊びで単複１００円ずつ買ってもいいかもしれません。

　信じるか信じないかは、あなた次第です－。