ケイバ熱盛ブログ「これからのPOG戦略は」(5月14日)

 続々と2歳馬のデビュー予定が決まってきて、POG取材が加速してきました。栗東・山本です。“緑ゼッケン”が入ってきたか~と思ったのがついこの間のよう。もうドラフトシーズンです。

 情報整理もPOGを戦う上で重要なことですが、戦略も大事な要素の一つ。私は今年、来年の関西馬は例年以上にパワータイプを重視しようかなと思っています。

 というのも京都競馬場が改修工事中で、その間は阪神、中京で代替開催される予定です。直線が平たんで軽さだけでも勝負になる京都がなくなり、比較的タフな阪神、中京で開催されるとなると、いつも以上に馬力型の馬が台頭する…という予想。

 そこで注目したいのが欧州血統の外国産馬。上記の根拠とは関係ありませんが、独国産馬シュネルマイスターがNHKマイルCを勝利しましたし、“外車ブーム”が来そうな予感…。

 個人的にマル外といえばゴドルフィン。入厩済みで早くから楽しめそうなのが、吉村厩舎のエクセトラ(牡、父エクシードアンドエクセル)。13日に栗東坂路を4F54秒8-39秒9-12秒5、年長馬に対して手応え優勢で駆け上がっています。

 吉村師も「パワーがあるタイプで良さそうですよ。体に恵まれていて、幅があります」と話しており、いかにも私が狙っているタイプに合致。6月6日の中京5R(芝1400メートル)に岩田望騎手でデビューを予定しています。

 早期デビューの外国産馬といえば、以前(4月30日)にこのブログで紹介した、松下厩舎のショウナンハクラク(牡)の続報。父はフランケル、母はショウナンアデラという良血馬ですが、こちらは6月20日の阪神5R(芝1600メートル)での始動を描いているようですよ。こちらも要チェックです。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ケイバ熱盛ブログ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ケイバ熱盛ブログ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス