ケイバ熱盛ブログ「茶木厩舎は珍名馬の宝庫」(8月13日)

 こんにちは、栗東・山本です。過去に何度かこのブログで書かせていただいているように、今年開業した茶木師にはオリックスファンつながりから(?)よく取材させていただいております。そんな茶木厩舎に「チャキ」という2歳馬がいるというウワサをキャッチ。調教師の名前をそのままつけるのはあのフランケル(預託先は別ですが…)と同じやん!と思いながら、早速直撃しました。

 母にJRA3勝のタマノエスペランサを持つワールドエース産駒の牡馬。実際にいました。いたどころか7月30日にゲート試験に合格していました。このチャキについて、「まだちょっと時間はかかりそう」と茶木師。焦らずじっくりというところでしょうか。気になる馬名由来は「人名より」ではなく、「茶気(茶道の心得)」だそうですが、真相は果たして…(笑)。

 また、この馬に限らず「うちは変わった名前の馬が多いんですよ」と茶木師は笑います。「転厩してきたナンノコレシキ(牝3歳)もそう。2歳にはチャキだけじゃなくてこの前に新馬を勝ったイチネンエーグミ(牡)、あとはヒトツデモカチタイ(牝)もいるんですよ」。珍名と言えばノアノハコブネなどの小田切オーナーですが、同氏からの預託ゼロでこの珍名馬率はなかなかのもの。まさに宝庫と言っても過言ではないかもしれません。

 ヒトツデモカチタイの意味由来はそのまま「せめて1勝でもしたい切実な気持ちより」だそう。その願いが通じているのか、茶木師いわく「感触は悪くないですよ」と、ここまでの手応えはまずまずの様子。きょう13日にはゲート試験に合格し、競走馬としてのステップを着実に歩んでいます。

 同じ珍名のイチネンエーグミは7月の新馬戦を2馬身差で快勝。オーナーさんの期待を馬名に背負ったヒトツデモカチタイもいいところを見せられるか注目したいところです。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ケイバ熱盛ブログ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ケイバ熱盛ブログ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス