ケイバ熱盛ブログ「注目馬です」(7月23日)
こんにちは、栗東・山本です。今週は水曜まで函館で取材し、札幌へ移動。函館よりも幾分か涼しく、個人的にはめちゃくちゃ過ごしやすい。ようやく汗をかかなくても済みそうです。
さて、土曜札幌5Rの新馬戦。個人的に驚いたことがありました。それは1番人気のラリーレイドが敗れたことではなく、村山厩舎のアッチャゴーラ(牡2歳)が3着に好走したことです。
同厩舎はデビュー前からゴリゴリに仕上げない調整法で、レースを使いつつ良くなるタイプの馬が多いです。
村山厩舎が新馬戦で馬券に絡むのは、20年7月(ブッカープライズ)以来、2年ぶり。その前は18年7月(ミヤケ)なので、本当にレアです。
以前、元所属の小崎騎手から「村山厩舎の馬で、新馬戦から走った馬は注目していてください」と聞いたのを思い出しました。
そう言われて、村山厩舎で新馬戦を好走した馬を調べたところ…。サクラアリュール(1着)、サトノルパン(3着)、ダノンレジェンド(1着)、トウシンモンステラ(1着)、サトノシュレン(1着)、テスタマッタ(1着)と村山厩舎の活躍馬がズラリと並んでいました。ちなみに、新馬戦ではないものの、コパノキッキングは未勝利戦を初出走で制しています。ということは、アッチャゴーラも厩舎の看板を背負う資格を得た…そう思っていいかもしれませんね。
ちなみに、レース後にまたがった斎藤騎手は「まだ本数もやっていなかったですし、競馬に慣れないところがありましたが、レースを進めるごとに慣れてきました。叩いて経験を積んだら良くなると思います」と話していて、さらなる上積みを期待させました。2戦目、そしてその先も注目していきます。