便利すぎる…大反響に驚き、大阪の老舗メーカーが開発した「まな板になるお皿」

おうち時間が増えるなか、「カットや盛り付けが1枚で完結できるのが便利」「ありそうでなかったアイテム、有能の塊」などSNSで話題となっている、まな板になるお皿「CHOPLATE(チョップレート)」。今年3月に先行予約を開始したところ、初日だけで1500件以上の予約が殺到し、生産が追いつかないほど好評だという。

「テーブルの上で果物やおつまみなどを切り分け、そのまま食べたい」というシチュエーションのために生まれた同商品。持ち運びにも適した軽量&高硬度のSPS樹脂材で作られ、ナイフなどの傷が目立ちにくいのが特徴だ。また、独特のザラついた質感や味わいのある模様には、「食材がおしゃれに見える」「見た目が美しい」など「映えるお皿」として喜ぶ利用者が多く、レンジや食洗機にも対応している。

開発したのは、創業66年のプラスチック成型加工メーカー「河辺商会」(大阪府堺市)。初の自社商品を作るために、これまでの家電などの精密部品製造のノウハウを活かし、東京のクリエイティブユニット「TENT」と共同開発した。企画・デザインを担当した「TENT」のプロダクトデザイナー・青木亮作さんは、料理の一手間を省ける「食事以上、料理未満」な食材の魅力をいかす方法を考え、「皿に移さなくて良い」という商品を提案したという。

反響について、「『切ってすぐに食べたい食材』というお題で、いろんな献立に挑戦してくれている方もいて、とてもうれしく、ありがたいです。ちなみに、我が家では子どもたちがお菓子以外にも食卓で野菜を切りたがるようになり、野菜スティックなど自分で切って食べる楽しい『食育』になっているのが、うれしい誤算でした」と話す。

「現在は供給が追いついていませんが、今月末ごろにはすぐに購入できる状態になるのでは」とのことで、「TENT」オンラインストアで予約販売中。価格は1870円(直径174mm・高さ7mm)。

取材・文/塩屋薫

(Lmaga.jp)

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