韓国の学校カフェが大阪・生野に 給食セットで「学生気分に」

大阪・生野コリアタウンの人気カフェ「デチョルはペゴパ」(大阪市生野区)が韓国の学校をテーマにしたカフェ&食堂の2号店を10月28日にオープン。開店以来、幅広い年齢層の女性客らが現地の給食スタイルを楽しんでいる。

2020年4月にオープンした1号店は「ソウルの地下鉄」がモチーフで、車両のような店内には駅名看板やつり革も再現。「コロナ禍でも旅行気分を味わえる」と写真撮影を楽しみに訪れる客が多く、週末を中心に行列ができるほど人気となった。

そして、今回の「デチョルはペゴパ学校」(大阪市生野区)は、「過去と未来の学校」がコンセプト。茶色机のレトロな教室と、MZ世代(ミレニアル世代とZ世代にあたる1980年~2010年生まれ)向きのカラフルな教室の2タイプで構成。スタッフも制服姿で、机のなかには教科書、伝票はハングルで役職が書かれた腕章など、映えアイテムづくしの空間となっている。

韓国出身で総合管理担当の水本成進さんは、「韓国の給食時間を感じながら、楽しい思い出を作ってほしい。実際の給食でもおなじみの料理を学校風トレイで提供し、釜山おでんやトッポギ入りの韓国屋台セットは『社会』(1200円)、キムチチゲ&牛プルコギご飯は『算数』(1000円)など科目をイメージしています」と話す。

全教室の黒板にはK-POPの映像が流れ、TWICEなどガールズグループが好きという20代女性客2人組は、「買い物の途中で偶然みつけ、教室ってこんな感じだったなと久々に学生気分になりました。牛乳パック型のコップやトレイもかわいい」と、記念撮影を満喫していた。

メニューは自分でたたんで簡単に作れる四角いのり巻き「折り畳みキンパ」(500円~)や、定番おやつ「アイスホットク」(580円)など、現地で人気の味も。今後は「蒸しサムギョプサル」など、トレンドになりつつある蒸籠メニューも増やしていく予定という。営業は昼11時~夜10時。場所はJR・近鉄「鶴橋駅」から徒歩約10分。

取材・文・写真/塩屋薫

(Lmaga.jp)

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