百貨店「阪神梅田本店」（大阪市北区）初となる試みで、一般公募した商品のなかから、実際に店頭で販売される取り組み「クッキング甲子園 」。作秋にグランプリを受賞した焼き菓子「アップルマロンタルト」が、３月１４日より販売をスタートする。

「お菓子作りに自信はあるが、アピールする機会がほしい」「いつかは自分の作ったお菓子を世に広めたい」という人の夢を応援したいと始まった「クッキング甲子園」。お菓子づくりを得意とする人なら誰でも参加ができ、グランプリを受賞したレシピは、同百貨店と洋菓子メーカーの共同で商品化される。

第１回目のテーマは「焼き菓子」で、一次審査には７２件もの応募が。レシピ書類選考から選出された５組が２次選考に駒を進め、「ユーハイム」や「モロゾフ」など有名菓子店のプロたちが実食審査をおこなった結果、中山莉彩さんの「アップルマロンタルト」がグランプリを受賞した。

中山さんは「おいしい焼き菓子と温かい飲み物をいただく時間がとても好きで、秋の味覚はおいしいものがたくさん あるので、大好きな物を詰め込んだ可愛らしい焼き菓子を食べたいと思い作りました。ひとり時間にも 家族や大切な方と分けても食べられる大きさとボリューム感を考えて作りました」とコメント。

「アップルマロンタルト」は１個４６３円、３月１４日～１６日の３日間、同百貨店１階「おやつのひきだし」にて販売される。１５日＆１６日の昼１２時～夕方６時には、グランプリ受賞者が来店予定。

(Lmaga.jp)