『アンパンマン』の作者・やなせたかしとその妻・暢をモデルに、ヒロイン・朝田のぶ（今田美桜）の波乱万丈な人生を描く連続テレビ小説『あんぱん』（ＮＨＫ朝ドラ）。４月１日放送の第２回では、二宮和也演じる嵩の亡き父・清が回想シーンで登場した。

嵩（木村優来）を探しにきたのぶ（永瀬ゆずな）は、そこで草吉（阿部サダヲ）が作ったパンに出会う。今まで食べたパンのなかで一番おいしいと興奮するのぶ。一方で「東京に帰れ」と言ってしまった嵩のことを気にしていたが、クラスの男子たちから嵩をかばったことで交流を深める。

そんななか、のぶの父・結太郎（加瀬亮）は「アメリカにもイギリスにも負けない貿易会社を作る」という夢を語り、のぶにも大志を抱くよう話す。その頃、嵩は亡き父・清（二宮和也）とのひと時を思い出していた。

今回の放送では、草吉の作るパンを食べた嵩が東京・銀座で食べたパンを思い出し、亡き父・清や家族と過ごした時間を思い返す。その回想シーンで、二宮演じる清が初登場を果たした。

数十秒程度にも関わらず二宮の出演に驚いた人は多いようで、ＳＮＳ上では「待って待って待って！？ 朝ドラの死んだお父ちゃんてニノなの！？豪華すぎない！？」「はー ！二宮くんは回想だけか！」「たかし父、回想のみなのにえらい豪華な」などの声が相次いだ。

また、直後に放送された朝番組『あさイチ』でもＭＣの博多華丸・大吉と鈴木奈穂子アナウンサーが「ニノ！」「すごくない？ メンバー。紅白歌合戦？ 次から次へとスターが」と父・結太郎役の加瀬や嵩の伯父・寛役の竹野内を含めたキャスト陣の豪華さで盛り上がっていた。

放送はＮＨＫ総合で朝８時から、ＮＨＫ　ＢＳ・プレミアム４Ｋでは朝７時半からスタート。４月２日放送の第３回では、嵩が学校を欠席し、のぶはそんな嵩を気に掛ける。

文／つちだ四郎

(Lmaga.jp)