70周年で進化! 大阪・ひらパーの「ローズガーデン」、動かないメリーゴーラウンドの「ツウな楽しみ方」って?
遊園地「ひらかたパーク」(大阪府枚方市)の名物「ローズガーデン」が今年で70周年を迎える。来園者への感謝を込め、4月25日より「70th ローズガーデンフェスティバル」が開催中だ。
■ 初企画が続々、バラに彩られた遊具が映える約600種・4000株のバラが咲き誇り「東洋一」と名高い同園のローズガーデン。春の限られたシーズンにはイベントもおこなわれる。開園前の最もバラが美しい時間を巡る「早朝ローズガーデン散策デー」や、20年以上ローズガーデンに携わる専属ガーデナー・高田馨さんやローズソムリエ・小山内健さんによるガイドツアーは毎年恒例の企画として人気が高い。
そんなガーデンが70周年を迎えることを記念しおこなわれる「70th ローズガーデンフェスティバル」では、恒例イベントにくわえ、同園初となる企画も実施される。
初企画「ローズメリーゴーラウンド」は、遊園地でお馴染みの「メリーゴーラウンド」がフェイクフラワーのバラで彩られ、写真映え抜群だ。動いている様子ももちろんメルヘンだが、早朝散策デーの日なら稼働していない状態で撮影もでき、2階部分からガーデンの写真を撮影するというツウな楽しみ方も可能だという。
また、ガーデン前には新たに「バラの丘広場」が誕生する。元々フードなどが販売されていたエリアだったが、今回の企画に合わせる形でリニューアル。芝生広場にベンチやフードトラック、バラに彩られたハート型フォトスポットが設置され、新たな憩いの場となりそうだ。今後はフォトスポットの種類も増えるそうで、「ガーデンのバラを見渡しながら一休みできる場所になれば」と担当者。
さらに長いガーデンの歴史でも珍しい試みとして、イベント限定のフードやグッズも登場する。オリジナルバスソルトの「花ソルト ティーローズ」「花ソルト ダマスクローズ」、フードメニューの「薔薇のアイス」「ローズティ」といずれもバラの香りや華やかさが味わえるアイテムとなっている。バスソルトは同園の物販店「ノームショップ」、フードメニューはバラの丘広場にある店舗で販売中。
70周年の感謝を込め誕生した新品種「サンクス ローズ」もイベントに合わせてお披露目され、例年以上にバラ尽くしな春となりそうだ。「70th ローズガーデンフェスティバル」は、5月25日まで開催中、ローズメリーゴーラウンドは6月29日まで。各ツアーの日程や料金は、公式サイトをチェック。
取材・文・写真/つちだ四郎
(Lmaga.jp)
