“盆踊り”が熱い大阪で…見取り図主催イベントも約3000人動員、万博でバズった盆踊りにも対抗心?「俺らの方が先やぞ!」
お笑いコンビ・見取り図主催イベント『見取り図盆踊り』が2年ぶりに復活。8月21日、22日の2日間で約3000人を動員したイベントでは、芸人たちによる盆踊りやネタに加え、大阪・関西万博で話題となった「カラオケ盆踊り」の要素もあり、大いに盛り上がりを見せた。
■ 浴衣姿の芸人が続々、会場はお祭りムード初回は2024年、大阪の靭公園でおこなわれた『見取り図盆踊り』。今回は会場を屋内の「堂島リバーフォーラム」に移し、2日間開催とさらにパワーアップした形で復活した。
会場には浴衣姿の客も多く、芸人の名前が書かれたうちわを持っている人も。さらにフロアの中心に櫓が設置され、入口付近で射的や焼きそばの販売もおこなわれるなど、屋内でありながらお祭りムード全開だった。
たくろうやエバース、ロングコートダディなど賞レースの王者やファイナリストをはじめ、大阪・関西万博で「カラオケ盆踊り」を盛り上げたレイザーラモンRGや藤崎マーケットなど豪華なメンバーが集結。普段はなかなか見られない浴衣姿の芸人たちに、観客は序盤からハイテンションとなっていた。
3時間に及ぶイベントはネタやコーナー、歌など盛りだくさんの内容だったが、やはりメインは「盆踊り」。盛山が手掛けた『もりちゃん音頭』や盆踊りの定番『ドラえもん音頭』、そして万博をきっかけに誕生したレイザーラモンRGの『あいわずぼーんとぅ盆踊り』に合わせて芸人たちが櫓の周りを踊り、さらにその円を囲むように観客たちも踊るという和やかな光景が広がっていた。
■ 万博の「カラオケ盆踊り」を意識?「俺らの方が先やぞ!」1日目の終演後、囲み取材に登場した見取り図の2人。同イベントは昨年も開催するつもりだったものの、万博のカラオケ盆踊りとの兼ね合いもあり断念したという。
盛山は「あんまり知られてないんですけど…。『俺らの方が先やぞ!』っていうね(笑)」と複雑な胸中を明かしつつ、「やっぱり盆踊りは昔から好きでしたね。人間って輪になって踊るのが本当に好きなんだなって思います」と、盆踊りへの思いを語った。
相方のリリーも、「盆踊りが万博の吉本(パビリオン)を助けたと聞いたときに、踊るってすごい力なんだなって思いましたね。ひとつになるというか。相当すごくないですか?盆踊りが成功させたって考えたら」としみじみ。
イベントではネタや通常の盆踊りに加え、出演芸人の歌唱に合わせ、周囲の芸人や客が踊るという、「カラオケ盆踊り形式」も取り入れられていた。盛山は「差別化はあんまり考えてなくて。ただ万博の盆踊りが盛り上がったと聞いたんで、まんま引用させてもらいました。もう吉本の球体を回るか回ってないかの違いなんですけど」と赤裸々に語った。
■ 盛山「自分の曲にしたい」新たな盆踊りソングに意欲また初日はレイザーラモンの2人が参加し、ネタ・盆踊りともに見事に盛り上げた。先輩コンビの勇姿を振り返り、「ホントに恐れ多いんですけど、『さすがだな』と思いましたね。RGさんの『あいわずぼーんとぅ盆踊り』は自分の曲にしたいぐらいうらやましいです」と盛山。リリーも「確かに初めて聞いたけど、どこで盛り上がるかも分かりやすいし。だから『ああいうことか!』って気づきました」と頷いていた。
「やっぱり初めて聞いた人も合いの手を入れやすいとか合わせやすいっていう曲が盆踊りの最適解かなと思ったんで。なんとかあの曲を僕の“(C)”にしたいなと。本当に欲しいです」と冗談混じりに話しつつ、「だからまた、新しい盆踊りソングにチャレンジしたいですね」と新・盆踊りソング作りに意欲的な様子を見せた。
『見取り図盆踊り』は2日間合わせて、約3000人を動員。万博閉幕後もレイザーラモン&藤崎マーケットによる「神4」を中心に燃え上がり続けている盆踊り界隈だが、今イベントの成功で新たな相乗効果が生まれるのではと感じた。
この模様はオンライン配信サイト『FANY Online Ticket』にて配信。チケット料金は各日3000円、セットで5500円。
『見取り図盆踊り』日時:2026年8月21日(金)・22日(土)、会場:堂島リバーフォーラム(大阪市福島区福島1-1-17)、配信:FANY Online Ticketにて、料金各日3000円、2日間セット5500円
出演【21日】見取り図、アインシュタイン、エバース、熊元プロレス(紅しょうが)、コットン、コロコロチキチキペッパーズ、ジェラードン、ジャングルポケット、ビスケットブラザーズ、マユリカ、レイザーラモン、ロングコートダディ【22日】見取り図、今井らいぱち、蛙亭、カベポスター、さや香、たくろう、田津原理音、ダブルヒガシ、ツートライブ、藤崎マーケット、フースーヤ
取材・文・写真(囲みのみ)/つちだ四郎
(Lmaga.jp)
