今年の優勝は?元町と三宮の境界線かけた「綱引き」大接戦に沸く!神戸のど真ん中が2日間「歩行者天国」に…4日も山本彩無料ライブやミャクミャクステージ開催
神戸の「元町」と「三宮」の境界線を「綱引き」で決める「第2回 神戸 大綱引き大会」が10月3日に開催された。秋晴れの空の下、「歩行者天国」になった三宮本通りには、総勢300人の綱引き参加者と、大勢の見物客などが詰めかけた。
◆ 元町と三宮、神戸を代表する2つの街は永遠のライバル!?2025年に開催された第1回大会は、綱引き五番勝負で「元町チーム」と「三宮チーム」が激突した結果、「元町チーム」が4勝。そのため2つの街の境界線は「京町筋」とされた。
今年は、「元町チーム」が連覇すれば「京町筋」を死守、「三宮チーム」が勝利すれば「生田筋」に境界が戻るのかと思いきや、試合前に司会者から「元町が勝った場合は境界線が『フラワーロード』になる」と発表され、「三宮の駅前ラインまで、元町エリアになっちゃうの?」と、集まった観客や参加者たちがざわめいた。
「三宮チーム」のキャプテン「阪急百貨店」の店長・杉崎聡さんは、「我々が負けるとフラワーロードまで元町になると今聞きました。恐ろしいことです…。駅名も三宮から東元町にしなきゃあかんとちゃうかな」と怯えつつ、「頑張ろう」とチームを鼓舞。
一方、昨年圧勝だった「元町チーム」のキャプテン「大丸神戸店」店長・松原亜希子さんは、「我々の勝利を本当にたくさんの方が見に来てくださって、ありがとうございます」と余裕の発言。チームカラーの軍手をつけた参加者約200人の士気は、試合前から否応なく上がる。
「大綱引き大会」の会場は「生田神社」の鳥居前。最初に厳かにお祓いとお清めの神事が行われた。
その後、「全日本綱引選手権大会」優勝の「神戸消防局」が、特別ゲストのプロレス団体「DRAGON GATE」のプロレスラーと「コベルコ神戸スティーラーズ」のラグビー選手を相手に綱引きのデモストレーションを行い、対決ムードを盛り上げた。
◆ 元町と三宮のプライドが激突!最後はキャプテンの胴上げもいよいよ境界線をかけた戦いが始まり、1・2回戦は「元町チーム」が勝利。「このままでは境界線がフラワーロードになってしまう!」という状況で、3・4回戦は「三宮チーム」が底力を見せて勝利し、勝負の行方は5回戦の結果次第ということに。
駆けつけた応援も力が入るなか、「三宮チーム」が最終戦を勝利。大きな歓声が上がり、「三宮チーム」のキャプテン杉崎店長が宙を舞った。
この結果から、境界の目印となるタペストリーが「生田筋」に設置されることが決まった。気のせいか、会場全体がホッとした空気に包まれているようだった。「まちの一体感」を生み出す目的で商業者や地権者の集まりから生まれたのがこの企画。なお、どちらが勝っても、行政区分などを含めて生活には全く影響しない。
「神戸 大綱引き大会実行委員会」委員長の永田さんは「今年はいい天気に恵まれて、これだけたくさんの方に集まっていただき、本当に楽しく盛り上がったことが一番良かったと思っています。今回は三宮が勝ちましたけど、これで終わることは多分ないのかなと」とあいさつ。さらに「来年もやりたい人~!?」と呼びかけると、「はーい!」「おー!」などの多くの声が上がった。
◆ イベントで神戸を元気に!10月4日も無料で楽しめるライブなど続々この綱引き大会は、10月3日、4日開催「KOBE AUTUMN FESTIVAL 2026」のイベントのひとつとして開催。第5回となる同フェスティバルは、今年は会場を神戸の3ヶ所に広げ、キッチンカーの出店やステージイベントなど過去最大規模で神戸の魅力をPRする。
明日4日も山本彩ら人気アーティストの無料ライブ(「TOTTEI」で開催)や、『大阪・関西万博』公式マスコットキャラクター・ミャクミャクのステージのほか、ドローンショー、スカイランタンなどの様々な催しが予定されている。詳細は公式サイトにて。
取材・文・写真/太田浩子
(Lmaga.jp)
