「ダイヤモンドバックス－エンゼルス」（１１日、フェニックス）

　エンゼルスの大谷翔平投手（２６）が「２番・投手」で出場することが発表された。ＤＨ制のないナ・リーグ球団との交流戦。前回４日のマリナーズ戦と同じ中６日で、今季６度目の投打同時出場を果たす。球団によると、先発投手がナ・リーグの球場で４番以上の打順に入るのは史上初だという。

　大谷はここまで先発で８試合に登板し、２勝１敗、防御率２・７６。４２回１／３を投げて６０三振を奪っている。４日のマリナーズ戦は６回２失点で２勝目を挙げた。米自己初の無四球、今季最多タイの１０奪三振。打者では２打数無安打１四球だった。

　打者では５７試合（代打３試合）に出場し、打率・２６２、メジャートップに１差でア・リーグ２位の１７本塁打、同４差でリーグ３位タイの４４打点、同５位タイの９盗塁をマークしている。

　前日１０日は試合がなく、８日ぶりの休養日。前戦９日のロイヤルズ戦は３打数１安打１四球だった。三回に技ありの左前打で後続の先制適時打をお膳立て。五回に４戦連続四球を選ぶなど、チームの３連勝に貢献した。

▽ダイヤモンドバックスのラインアップ

１番・二塁　ロハス　　　打率・２５１、７本塁打、１７打点

２番・中堅　マルテ　　　打率・３６５、４本塁打、１４打点

３番・一塁　カブレラ　　打率・２７５、４本塁打、１９打点

４番・三塁　エスコバー　打率・２３７、１４本塁打、４１打点

５番・右翼　スミス　　　打率・２９０、５本塁打、２１打点

６番・左翼　ペラルタ　　打率・２４６、４本塁打、３０打点

７番・捕手　Ｃ・ケリー　打率・２６４、７本塁打、２３打点

８番・遊撃　アーメド　　打率・２２２、１本塁打、９打点

９番・投手　Ｍ・ケリー　２勝６敗、防御率５・１２

▽エンゼルスのラインアップ

１番・左翼　アップトン　　打率・２３０、１４本塁打、２９打点

２番・ＤＨ　大谷　　　　　打率・２６２、１７本塁打、４４打点

　　　　　　　　　　　　　２勝１敗、防御率２・７６

３番・三塁　レンドン　　　打率・２３２、３本塁打、２５打点

４番・一塁　ウォルシュ　　打率・２９７、１３本塁打、４０打点

５番・遊撃　イグレシアス　打率・２７２、５本塁打、１９打点

６番・中堅　ウォード　　　打率・２１８、６本塁打、１８打点

７番・捕手　スズキ　　　　打率・２００、１本塁打、５打点

８番・右翼　ウォン　　　　打率・２０８、０本塁打、３打点

９番・二塁　フレッチャー　打率・２６４、０本塁打、１７打点