波乱の大谷劇場 投手交代後に再び二塁打 3勝目は消滅も打線けん引

 「ダイヤモンドバックス-エンゼルス」(11日、フェニックス)

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)が「2番・投手」で出場。七回の第4打席で、無死一塁からこの試合2本目となる右中間への二塁打を放った。

 投手としては5回2失点、8奪三振。交代後に三回の第2打席で右膝付近に自打球を当てた影響も懸念されていたが、四回には5戦ぶりとなる161キロを計測。ピンチを脱出するたびに雄たけび連発するなど、闘志あふれる投球でチームを引っ張った。

 だが、五回は2死一、二塁からメジャー初のボークを取られると、さらに4球目にもボークを取られ、まさかの1試合2度のボークで失点。その後、暴投で1点を失った。

 打者としては三回、自打球を当てた打席で右中間二塁打。七回まで4打数2安打としている。

 DH制のないナ・リーグ球団との交流戦。前回4日のマリナーズ戦と同じ中6日で、今季6度目の投打同時出場。球団によると、先発投手がナ・リーグの球場で4番以上の打順に入るのは史上初だという。

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