大谷翔平 適時打と2四球で逆転勝利貢献 3カ月ぶり2カード連続勝ち越し 8月13戦8勝

7回、左前適時打を放つ大谷
7回、左前適時打を放つ大谷
5回、二盗を狙うがタッチアウトとなる・大谷(右)
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 「エンゼルス4-2ツインズ」(14日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が「2番・指名打者」で出場し、2打数1安打1打点、2四球だった。2戦連続安打で打率は・254。投打の歯車ががっちり噛み合い、逆転勝ちで同カード勝ち越しを決めた。

 前夜は0-3の八回に3戦ぶり26号で反撃の口火を切り、延長十一回サヨナラ勝利につなげた大谷。デーゲームのこの日は、球宴に2回出場し、メジャー通算63勝の右腕アーチャーと対戦し、2点を追う初回の打席は空振り三振に倒れた。カウント2-2から内角低めのボールになるスライダーにバットは空を切った。

 2点を追う三回2死一塁の打席は四球。カウント3-1から外角高めに外れるチェンジアップを見送り、好機を拡大し、3番レンヒーフォの左翼線適時二塁打を呼び込んだ。自らも一塁から快足を飛ばして同点のホームを踏み、メジャー通算300得点をマークした。

 思わず天を仰いだのは五回だ。2死走者なしからストレートの四球で出塁し、次打者レンヒーフォの2球目に二盗を狙った。右足を伸ばしてベースに到達したかに見えたが、きわどいタイミングでタッチアウト。メジャー単独2位となる8個目の盗塁死を記録し、悔しい表情を見せた。

 3-2の七回の打席では貴重な1点を奪った。1死一、二塁の好機に3番手右腕フルマーがカウント2-1から投じた145キロの外角低めスライダーをバットの先でとらえて左前適時打。シーズン68打点目を上げ、リードを2点に広げた。

 エンゼルスは先発デビッドソンが6回2失点でクオリティースタートを達成して2勝目。バリア、キハダの継投で反撃を許さず、5月9~11日のレイズ戦と同13~15日のアスレチックス戦以来、3カ月ぶりの2カード連続勝ち越しを記録した。

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