ダルビッシュ有が能登半島地震へ5000万円寄付 弟・賢太さんが贈呈式で兄の思い代弁「有らしい行動だと思う」

 ダルビッシュからの能登半島地震義援金の目録を吉村府知事(右)に手渡して、記念撮影するダルビッシュの母・郁代さん(左)と弟・賢太さん
 パドレス・ダルビッシュの能登半島地震義援金への思いを代弁するダルビッシュの母・郁代さん(左)と弟・賢太さん
 ダルビッシュからの能登半島地震義援金の目録を手渡し、吉村府知事(右)の話を聞く、ダルビッシュの母・郁代さん(左)と弟・賢太さん
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 米大リーグ・パドレスのダルビッシュ有投手が19日、能登半島地震の被災地に5000万円を寄付した。義援金の目録贈呈式が大阪府庁で行われ、ダルビッシュの母・郁代さんと、弟の賢太さんが大阪府の吉村知事に目録を手渡した。

 今回は郁代さんにダルビッシュからLINEで「今回の地震で寄付したいんだけど」という連絡が来たという。相談を受けた郁代さんがダルビッシュの出身地・羽曳野市に連絡。同市は「大阪府義援金」を募っている大阪府に寄付することを提案し、実現した。

 郁代さんは「日本を離れて11年なんですけど、ずっと日本人ということを誇りに思っているし、野球以外の日本のいろんな情報を常にチェックしているので。少しでも早い復興を願っていると思います」と息子の思いを代弁した。

 贈呈式にはダルビッシュのマネジメントも務める賢太さんも出席。「有(ダルビッシュ)だからできることがあって。海外で野球で成功して今も頑張っている。こっち来ることはできないし、被災地に足を運ぶことも時間的にできない。でも、義援金という形で応援することができる。本人から聞いたわけではないのですが、いつもそういう気持ちでいるので、『自分にできることはなんだろう』って考えた時にした行動だと思います。今回も有らしい行動だなと思いますね」と話した。

 目録を受け取った吉村知事は「本当にうれしく思います。被災者のみなさんを元気づけることになると思います」と感謝を述べた。

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