大谷翔平 優勝パレードに真美子夫人&デコピンも参加 沿道びっしりのファンに「壮観、圧倒されている」「感謝しています」

 「ドジャース優勝パレード」(1日、ロサンゼルス市内)

 ドジャースの優勝パレードが行われた。選手たちはドジャースタジアムから家族とともに2階建てバス5台に分かれて乗車。大谷翔平選手の妻・真美子さんや、愛犬・デコピンが乗り込んだ様子も球場のビジョンに映し出された。

 大谷と真美子さんはバスの後部座席に寄り添って乗車。デコピンは背番号17のドジャースユニを着用していた。同じバスには山本由伸投手、スミス、エドマン、テイラーらが同乗。ロサンゼルス市内の約1・6キロの距離を45分かけてパレードした。

 パレードコースに入ると、沿道のファンからは大歓声がわき起こった。ロハスらはバスの上で葉巻を吸ってビールを飲む様子も。T・ヘルナンデスは自らのスマホで沿道の様子を撮影していた。選手たちは自身のインスタグラムでライブ映像を公開。ファンの大歓声は爆音となって選手たちの耳に届いていた。先頭車両でK・ヘルナンデスらが上半身裸になってファンをあおるなど、異常な盛り上がりとなった。

 大谷はバスの上で行われたインタビューで「壮観。こんなに人がいると思っていなかったので、圧倒されている」と語った。ドジャースファンについて「1年目からこうやって応援してもらって感謝しています。最高の結果を出すことができましたし、素晴らしい1年でした」とコメントし、インタビュアーから「キケみたいに脱がないのか?」という問いには「NO!ヘヘヘッ、never」とイタズラっぽく笑っていた。

 前回、20年の優勝時はコロナ禍によりパレードを自粛。ファンにとっては前々回の88年以来、36年ぶりのイベントとあって、日の出前の午前6時すぎの時点で沿道には多くのファンが集まった。

 上空には地元中継局のヘリが旋回し、沿道に陣取ったファンたちは球団のロゴが入った応援旗を掲げ「レッツゴー!ドジャース!」を大合唱。まだ薄暗いロサンゼルスのダウンタウンが大きな盛り上がりを見せていた。

 その後、ドジャースタジアムで行われた祝勝会には4万2458人のファンが詰めかけ、ロバーツ監督に促されて大谷が英語でのスピーチを披露。「This is so special moment for me. I’m so honored to be here and to be part of this team. Congratulations Los Angeles. Thank you, fans.」(これは僕にとってすごく特別な瞬間です。このチームの一員であることをとても光栄に思います。おめでとう、ロサンゼルス。ファンのみなさん、ありがとう)と感謝の思いを伝えていた。

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