ドジャース、元広島ブレイジャーをカブスへ放出 今季年俸7億円 ベテラン右腕は鈴木誠也と8年ぶり再タッグ
大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希の3投手が所属するドジャースがカブスとのトレードでライアン・ブレイジャー投手(37)を放出した、と4日(日本時間5日)、ESPNのジェフ・パッサン記者が自身のXで伝えた。
ブレイジャーは17年に広島でプレーした後、18年にレッドソックスでメジャー復帰。セットアッパーとして19年には62試合、22年には68試合に登板した。23年途中にドジャースへ移籍し、新天地で39登板、防御率0・70の快投。同年オフに2年900万ドル(約14億円)で契約を延長したが、昨季は右足ふくらはぎのけがで長期離脱し、29試合の登板に終わった。
メジャー通算成績は297登板、10勝8敗10セーブ、防御率3・85。今季年俸は450万ドル(約7億円)。
ドジャースは1月30日にレンジャーズからFAになったカービー・イェーツ投手(37)と単年1300万ドル(約20億2000万円)で合意。メジャー40人枠を空けるためにブレイジャーを事実上の戦力外扱いにしていた。
カブスには元広島の鈴木誠也外野手が所属。ブレイジャーは8年ぶりタッグで球団5年ぶりのポストシーズンを目指す。