ドジャースとの開幕シリーズを戦うカブスの今永昇太投手、鈴木誠也外野手が１４日、都内のホテルで会見に臨み、左腕は「責任感とプレッシャーを感じている」と第一声を発した。

　アメリカで変わったなと思う部分を問われると「こんなにユーモアがある人間だったのかというのが一番、自覚していますし。鈴木選手がいるのも。ロッカーに何でも聞ける選手がいるのは嬉しくて、そこに救われたかなと思います」と語った今永。コーヒーショップでアイスラテを注目しやすくするために「マイク今永２世」の通称を設け、ロッカーのネームプレートも変更されるなど、、明るい話題を振りまいてきた。

　さらに鈴木は「みんながすごく楽しんでくれていますし、でもあなた（通訳）が一番、楽しんでますよね？」と切り返すと、日米メディアが爆笑に包まれていた。

　また今永はチームメートの様子にも注目。前日のレセプションパーティーではマグロの解体ショーも行われたといい「こういうところにもすごい興味を持ってくれているんだなというのは、僕の中で意外な視点でした」と明かした。だが一夜明け、東京ドームで顔を合わせた際には「もうみんな朝から準備をしていました」という。

　今回は５人の日本人選手が出場する。「これからもたくさんの日本人選手がアメリカでやれるっていうことを夢見て、僕たちもここで頑張りたいなっていう風に思っています」と今永は力を込めていた。